にんにくと黒にんにくの違いって何?

 

にんにくは体にいいといわれていて、多くの方の健康維持に使われています。そのにんにくの効果を更に高めたものとして注目を浴びているのが「黒にんにく」です。この両者の違いについてご説明します。

 

にんにくの特徴

にんにくというのは皆さんご存知の通り、採れたばかりの生の白いにんにくをいいます。生のまますりおろしたり、炒めたりして口にします。にんにくの最大の特徴といえば臭いですね。独特の臭いは食欲をそそり胃腸の働きを活発にしますが、逆のその臭いが嫌という人もいて好き嫌いが別れるという特徴を持ちます。

 

にんにくの臭いの元となっているのは「アリシン」という成分です。アリシンには胃腸を刺激して活発にするという作用の他に、強い殺菌作用があり、食べ物に含まれる雑菌を殺菌したり、風邪ウイルスの殺菌、腸内悪玉菌の殺菌といった作用を持ちます。

 

また、アリシンは体内にてビタミンB1と似た働きをすることから糖代謝を促進して心身が疲れにくくなります。その他には以下の作用があります。

  • 血流促進効果
  • 美肌効果
  • 抗がん作用
  • コレステロール降下作用
  • 抗酸化作用

 

黒にんにくの特徴

黒にんにくになりますが、スーパーなどの小売店で見かけることが少ないということもあり、それほど認知度が高くないという現状です。黒にんにくとは生の白いにんにくを高温多湿の状態で熟成させたものをいいます。その過程で添加物や保存料などは一切使われておらず、単純ににんにくだけで熟成させているのが特徴です。

 

黒にんにくの最大の特徴といえば「臭いがないこと」と「抗酸化力が大幅にアップしていること」です。にんにくの臭い成分であるアリシンが分解されているためににんにく独特の臭いがなくなり、マイルドな甘い香りへと変化しています。これによりあの臭いが・・・とにんにくに苦手意識を持っていた人でも利用することができます。

 

次に抗酸化作用です。アリシンが分解されS-アリルシステインという強力な抗酸化物質への変化していることにより、生のにんにくと比べ5~10倍ほど抗酸化力がアップしています。他にも以下の様な作用があります。

  • 抗がん作用アップ
  • コレステロール降下作用アップ
  • 動脈硬化予防アップ

 

しかし、逆にアリシンが分解されてしまっているので、食欲を上げて胃腸の働きを活発にする効果や殺菌効果は生のにんにくよりも劣るデメリットもあるんですね。